「好きなことを仕事にしよう」そんな言葉をよく聞くけれど、そもそも“好きなこと”がわからない。わたしはずっと、そんなモヤモヤを抱えてきました。
趣味に夢中になって楽しそうに話す人を見ると、うらやましいなと思います。
でも、自分にはそこまで熱中できるものがない。
たぶんわたしは、熱しやすく冷めやすいタイプなんだと思います。
好奇心はあるけれど、続かない
「これやってみたい!」という好奇心はあるのに、行動に移すまでに時間がかかったり、やってみても続かなかったり…。
気がつけば、「これが趣味です!」と言えるものが、何もない状態になっていました。
自由に働きたい。でも“好き”がわからない
仕事に対しても、ずっと違和感を抱えていました。
なんか違う。やめたい。しんどい。
そんな気持ちが積もって、「自由に、自分の“好き”で仕事ができたらいいのに」と思うようになりました。
この気持ちを持ち始めて、もう3年近くになります。
でも、今でもはっきりとした“好き”はわかりません。
家でもよく、「好きなことってなんだろうね」なんて会話をしています。
考えること、話すことが好きかもしれない
最近ふと気づいたことがあります。
それは、わたしは「考えること」や「話すこと」が好きだということです。
日々いろんなことを考えて、それを夫に話します。
少し独特な視点だったり、繊細すぎたりして、友人には話しづらいこともあります。
最近はカウンセリングでもその“考えていること”を話しています。
毎回、時間いっぱいわたしがしゃべって終わってしまうくらい。
それくらい、ずっと頭の中で何かを考えているんだなと気づきました。
書くことが楽しくて仕方ない
そんな中で、「この思いをどこかに出してみたい」と思い、ブログを始めました。
始めてみたら、手が止まらなくなりました。
体は疲れているのに、書きたいという気持ちがあふれてくる。
休み休みだけど、考えていたことを言葉にするのが本当に楽しい。
もしかしたら、わたしの“好きなこと”って、
自分の思いや考えを「言葉にして発信すること」なのかもしれない。
そう感じた瞬間、少し人生が前に進んだ気がしました。
誰かに届けば、それでいい
このブログで、誰かの悩みを「解決」できるかはわかりません。
でも、共感してもらえたら嬉しい。
「わたしもそう思ってた」と思ってもらえたら、それで十分なんです。
完璧な“好き”は、まだ見つかっていません。
でも、今こうして言葉を綴っていることが、
わたしにとっての“ちょっとした好き”なのかもしれない——
そんなふうに感じています。
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