Webデザイナー求人へ複数社受けたわたしが、実際に面接でどんな質問をされたのか?どこが難しかったのか?についてリアルにまとめてみました。
わたしは元々、医療関係の仕事をしていました。そこから思い切ってWebデザイナーを目指すことにしたのですが、転職活動ではさまざまな質問を受けました。この記事では、未経験からWebデザイナーを目指す方に向けて、実際に面接で聞かれたことをまとめてご紹介します。
キャリアチェンジについての質問
- なぜ医療職からWebデザイナーになろうと思ったのですか?
- 医療での経験は、今後どう活かせそうですか?
- 前職のそれぞれの退職理由は?
- なぜ転職を考えるようになったのですか?
- これまでの職場で学んだことはなんですか?
ポイント: 自分の価値観や過去の経験が「Webデザインにつながっている」ことを言語化できるようにしておくとスムーズです。
学習・スキルに関する質問
- 職業訓練校では何を学びましたか?
- 得意なツールや作業はありますか?(デザイン制作orコーディングどちらが得意か)
- 一番苦手だったことはなんですか?どう対処しましたか?
- 最近勉強したこと・成長できたことはありますか?
- 学習はどのように行っていますか?
ポイント: 学んだ内容を「どう活かすか」「どう工夫したか」まで話せると印象アップ。
ポートフォリオ・作品に関する質問
- このデザインを作った理由は?誰向けに?
- この配色・レイアウトはどうして選びましたか?
- 誰かにフィードバックはもらいましたか?
ポイント: 「誰に」「何を伝えるために」「なぜこのデザインをしたのか」が語れると◎
特に困った質問:ポートフォリオについて
わたしのポートフォリオは架空の案件ベースで、実務経験はありませんでした。自分なりには意図を考えて作ったつもりでしたが、面接官には「何も伝わってこない」「意図が見えない」と受け取られてしまったようです。
また「フィードバックはもらいましたか?」という質問に対して、職業訓練校の先生は元SEからデザイナーになった方で、現場デザイナーの視点としては少し浅かったのかもしれません。
結果的に作品自体は微妙だったのかもしれませんが、その中でも自分の意図や考え方をしっかり話せることが大事だったと今は感じています。未熟な作品でも、考えを持っていることが伝われば、前向きに評価してもらえる可能性もあります。
むしろそういった環境に入れば、入職後もきちんとフィードバックをもらえる=成長できる職場だと思います!
パーソナリティや価値観に関する質問
- あなたにとって「いいデザイン」とは何ですか?
- どんなデザイナーになりたいですか?
- 納期に間に合いそうにない時、どう対応しますか?
- AIでWebデザインの仕事はなくなると思いますか?
- 人生で大切にしていることは?
特に困った質問:「あなたにとっていいデザインとは?」
この質問には「キレイなデザインより、伝わるデザインが大事だと思っています」と答えました。
実際に、マーケティングに力を入れている企業では**「伝えるデザイン」「成果につながるデザイン」**を求められる傾向が強いです。
見た目の美しさだけではなく、**誰に何を届けるのか?**という視点が大切だと感じました。
特に困った質問:「AIでWebデザインの仕事はなくなると思いますか?」
「なくなりません!」と断言してみたのですが、面接官にとても微妙な顔をされました(笑)
…そして落ちました(泣)
ただ、ここで「なくなります」と言うのも微妙なので、ポジティブな未来予測+人間ならではの価値を組み合わせた回答ができるとよかったかもしれません。
例:「AIが補助してくれることで、より人間らしい感性や提案力が重要になると思います」など。
特に困った質問:「人生で大切にしていることは?」
これは完全に油断していました…
とっさに「自由に生きたいです」と言ってしまい、またもや微妙な顔をされました(笑)
会社員の面接で「自由」はちょっと相性が悪かったかもしれませんね。
「自分の価値観」+「仕事とのバランスをとっていきたい」という形で伝えるとよかったと思います。
まとめ:準備しておいてよかったこと
- 自分のキャリアチェンジの理由を言語化しておくこと
- ポートフォリオ作品について、ターゲット・意図・デザイン理由を説明できること
- 面接練習で、自分の言葉で答える練習をしておくこと
面接は緊張しますが、**「過去の経験をどう活かすか」「どんなデザイナーを目指すか」**を自分なりに考えておくだけで、答えやすくなります。未経験でも誠実に伝える姿勢が、きっと届きます。がんばってください!
なお、趣味や特技といった一般的な質問もありましたが、この記事では特に
Webデザイナー特有の質問に絞ってご紹介しました!
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