わたしは職業訓練校である程度のスキルを身につけた後、Webデザイナーとしての就職活動を始めました。
まず感じたのは、そもそも書類がなかなか通らないという現実。
そんな中でも、いくつかの会社では面接まで進むことができました。
今回はその中で、わたしが「傷ついたけど、今となっては気にしなくてよかった」と思える面接体験をシェアします。
1社目:美容系EC企業で言われた“刺さった一言”
ある美容系ECサイトを運営する企業での面接。
デザインにこだわりがありそうな会社でした。
ポートフォリオを見ながら言われたこと:
- 「何を思って作ったの?この文字の意図は?」
- 「ちゃんと考えて作ったの?」
- 「誰かフィードバックもらってないの?…まぁ、しょうがないか」
…威圧的な雰囲気に、わたしは萎縮してしまいました。
自分なりに頑張って作ったポートフォリオだったけど、実務経験がない中では、マーケティング視点などまではまだ考えが及ばなかったのです。
でも今思えば、そんなふうにプレッシャーをかけてくる会社に入っていたら、きっと入社後もしんどかったと思います。
面接で感じた違和感は、その会社の“空気”そのもの。
無理して入らなくてよかったと、心から思います。
2社目:人柄で見てくれた会社。ここが内定先に
最初に面接してくれたのは、人事の優しそうなおじさん。
デザインについてはほとんど触れられず、これまでの経歴や性格についてじっくり話を聞いてくれました。
2回目の面接では、デザイナー部長も同席。
でも、ポートフォリオについてもそれほど厳しい指摘はされませんでした。
実際に入社してみると、職業訓練校出身のメンバーも何人もいる会社。
とても雰囲気がよく、未経験にも理解のある環境でした。
3社目:ベンチャーで社長直面接。大切なことを問われた
3社目の面接は、最初から社長が登場。
これはもう、「少数精鋭のベンチャー企業」って感じでした。
印象に残っているのは、
「あなたが人生で大切にしていることは何ですか?」という質問。
わたしは正直に、「自由です」と答えました。
…結果、落ちました(笑)
でもそれでよかったと思っています。
たぶん、その会社の求める価値観と、わたしは合わなかっただけ。
結論:合わない会社で傷つく必要なんて、ない
面接って、本当に会社によってスタンスが違います。
ポートフォリオに細かくダメ出しされる会社もあれば、
成長を見込んで受け入れてくれる会社もあります。
威圧的だと感じて萎縮してしまうタイプの人は、そういう会社には無理して行かなくていい。
面接で「ここ合わないな」と思ったら、仮に受かっても辞退していいんです。
落ち込まなくて大丈夫。
むしろ、「わたしの居場所はここじゃなかった」と思えばいい。
自分に合った会社は、ちゃんとあります。
だからこそ、自分を否定するような面接を受けたとしても、気にしなくて大丈夫。
そして、面接で傷ついたあなたに伝えたい。
「ここはやめておこう」って思ったあなたの直感、きっと正解です。
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